久しぶりに唐木田図書館に行く途中、桜が満開の場所を通った。
桜のシーズンが終わって、すでに2週間近く立とうとしている。それなのに、桜が満開である。ソメイヨシノでないことは確か。桜の木の下で、スケッチをしていたおじさんに「これは何の桜ですかね」と訊ねると、「山桜じゃないの」と答えてくれた。そうか山桜は今頃花を咲かせるんだ。というか、なかなか散らないのかも。
しかし、日本人なら、桜の種類くらい知っていないとダメですかね。ちなみに、桜は開花する前に気温の高低差が大きければ大きいほど美しく咲くそうだ。今年はどうだったのでしょう。
あのピンク色の、目にやさしく入り込む色彩は（脳科学では『クオリア』といいますが）、あと1年立たないと観ることができないんですね。
