災害対策とボランティア

きょう、春日部商工会議所にてBCP(事業継続計画)のセミナーを行いました。

東日本大震災からあと3日で半年になります。喉元過ぎればなんとやらで、地震の恐さを忘れがちです。
きょうのセミナーの目的は、企業としていかに事前の備えが必要かを参加者の皆さんにわかっていただくことです。約25名の参加がありました。セミナーの中で、緊急連絡網を用意しているかどうかを訊ねたところ、大半の出席者が手を挙げました。今までのセミナーになかったことです。災害対策への関心の高さがうかがわれました。

たまたま、きょう息子が大学主催の気仙沼大島への4日間のボランティア活動から戻ってきました。様子を聞いてみると、もう半年も経つのに田んぼにはがれきが当時のままになっており、これを片づけたとのこと。テレビのニュースで見るのと、実際現地へ行って現実を目のあたりにするとは、まったく違っていたそうです。
撮った写真を見せてもらうと、がれきの中に放置されたさかさまになったアップライトピアノが映っていました。まだこんな状況の場所があるんですね。
未曾有の大災害ですが、政府として、もうちょっと早く復旧作業が進められないものかと、今さらながら思いました。

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