アナログ波終了

2011年7月24日正午をもって、1953年以来58年間続いたアナログTVが終了しました。

子供の頃、まだ自宅にTVがなく、近所の電器屋の街頭TVを観たり、TVを設置したお宅に人が集まって夏の高校野球を観戦した記憶があります。
それから半世紀、5、6年ほど前でしょうか、その頃ケーブルテレビでデジタル波放送を観ようとするとチューナが必要だったため、デジタル波用のアンテナを買って、ベランダに設置して直接電波をとらえようとしたら、まだ電波が届いておらず、1年以上待ったこともありました。

そして、デジタル放送を観ることができるようになって以来、TVのリモコンには「アナログ」と「デジタル」のボタンがあるものの、「アナログ」ボタンを押したことがありませんでした。

昨日は昼前から外出したため、アナログ波終了の瞬間を観ることができませんでした。きょう、久しぶりに「アナログ」ボタンを押してみると、なんと、映っているではありませんか。これは、ケーブルTV会社がデジアナ変換をして提供しているからです。いつまでこのサービスが続くかわかりませんが、ケーブルTVの場合、デジタル非対応のテレビでも当分使うことができそうです。画面の右上にデジアナ変換を示す「デジアナ」の表示が見える。

写真は、アナログモードで受信中の映像。画面の右上に、デジアナ変換を示す「デジアナ」の表示が見える。